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- Date:2025年03月13日
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甘い痺れが体を突き抜ける中、薫は自分の体に違和感を感じていた。それは、剣心から刺激を与えられる度に、一番秘められた部分から熱い何かが湧き出ているような感覚だった。
時に気がどこかへ飛んでいきそうになるのを必死で堪えながら、その熱いものを確認しなければ、と思った。こんな姿、しかも、一番恥ずかしい部分から…身をよじりながら、できるだけ剣心に気がつかれないよう自分の手をおそるおそる股間に忍ばせようとした時、それをまるで阻止するように剣心の指が下腹部をなぞるように入ってきた。
「いや…剣心…」
困ったように言えば
「なぜ?」
と問う。
「だって、私…」
薫は恥ずかしさのあまり、剣心の胸に顔を埋めた。
剣心の指はうっすらと茂る茂みを通り越し、薫の最も秘めた場所へたどり着いた。
「剣心…駄目だよ。そんなところ…」
「なぜ?」
当たり前のように指をなぞらせ、亀裂へと指を這わせる。
「あ…ン…」
「薫殿…触ってごらん…」
剣心は薫の指をその場所へ導いた。あまりの突然の行為に、抗う間もない。
ほら、と言って剣心は亀裂に再び指を這わす。二人の指に熱い愛液がからまった。指を動かす度に、くちゅくちゅ、と小さいがはっきりとした音が聞こえる。
「剣心…私…」
「ね…こんなにも濡れている。でも、これでいいんでござる。薫殿が拙者を受け入れてくれる証拠だから」
女は男を受け入れるとき、こうして濡れるものなのだと、そしてそれが決して恥ずべきことではないのだと、薫は初めて知った。
剣心は更に薫の手を掴み、今度は別の場所に導いた。
「これは…拙者でござる」
下帯の上に薫の手を置き、薫の顔を見た。剣心のその部分は、既に太く怒張しており、はちきれんばかりになっている。初めての感触に、薫は触った瞬間思わず手を引いた。
「これが、男でござるよ」
そう言って、いとも簡単に下帯を解く。衣擦れの音がした後、薫の前に現れたそれは、起立してその時を待っている。
「決して恥ずかしくはない。汚くも無い。これが男と女、そして夫婦でござる」
薫の体を抱き寄せ、激しい口付けをしながら再び布団の上に身を横たえる。
だが、剣心は今度は先ほどより少し乱暴に、薫の両足をしっかり開いた。
「やッ…!」
悲鳴にも似た薫の声など聞こえなかったように、さらけ出された女の部分に迷うことなく舌を這わせた。
だ…駄目…剣心、そんなこと、しない…で…
だが、それは声にならなかった。初めての行為なのに、その甘い痺れに蕩けてしまいそうだった。中央部を舐め上げられ、舌で押され、更にはぴちゃぴちゃと淫靡な音が、余計に薫の体に刺激を与えていた。
次第に荒い息になっていく薫の姿に、剣心は満足そうに唇を緩ませた。
「薫殿…」
「剣心…体が、変なの。おかしいの。気が遠く…なりそう」
甘く切ない喘ぎが、剣心を更に欲情させた。
「それで普通でござる。ちっとも変ではござらんよ。」
指で中央の一番感じる蕾を弄り、更に舐め上げた。
「あ…あ…いや、剣心…」
息が、荒い。
それと同時に、剣心の指の動きも早くなる。
やがて、薫の両足にぐぐっと力が入ったあと、嬌声と共に果てた。
「け…けん…しん、けんしん…」
うわ言のように夫の名を呼ぶ。頭の中が真っ白になり、自分の置かれている状況さえわからなかった。
ただ、それは決して嫌な感覚ではなかった。
「薫…」
剣心は力尽きたように横たわる薫を、抱きしめた。
「苦しいか?」
生まれて初めて果てるという経験をした薫に、剣心は心配そうに声をかけた。薫は荒い息を吐きながらも、ううん、と首を軽く横に振り、口元に微かな笑みを浮かべた。
薫の髪を撫で、耳たぶを甘噛みする。くふん、と甘い息を漏らし、薫は両手を剣心の首に回した。
「もう少し、辛抱できるか?」
それが、どういう意味なのか―――
察するまでにそう時間はいらなかった。