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ウタカタノユメ

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ネタバレ注意

こんばんわ。

本日、「るろうに剣心」行って参りました。夏休みを頂いたので、一人でゆっくり見て参りました。


う~~~~~ん。

実写化の作品としては、豪華キャストだし(龍馬伝か!)殺陣も凄いし、良かったんだけど、細かいところでいろいろとモノ申したいところもあります。ということで、ネタバレなので、隠します。



いや、あの、実はですね、みなさんもご存知だと思うのですが、9月13日からこの続編である「伝説の最期」を上映するんですよ。おそらく、かなり原作とは離れた内容になるんじゃないかと予想してます。

今回のラストは京都を大火にしようとする志々雄たち配下を何とか抑えたところに、宗次郎が薫を連れ去ってしまう。何とか煉獄まで追っかけて行ったものの、キレまくってる方治に薫が海の中に突き落とされ、それを追って剣心も嵐の海中に飛び込む。けれど、薫を助けられるはずもなく、海辺に打ち上げられてしまう。そこに「謎の男」福山が登場、剣心を抱えて去って行く。ここでエンドロール。

おそらく「比古」の役なんでしょうけど…(エンドロールの配役に「謎の男 福山雅治」と書かれてあったのには笑えたわ。昔の大映ドラマか!)
海辺に居ちゃいけないよなぁ。我らが比古さんは、山で酒飲みながら陶芸しなきゃ。

となると、この先、まったく見当が付きません。京都編と人誅編のミックス、と以前TVで紹介されていたので、薫が孤島に監禁され、みたいな展開になっていくものなのか、どうか。
出来れば最後はハッピーエンドで終わる、間違っても星霜編のようなことだけはやめてくれと、願います。

キャストは、これはもう、文句なく、皆さん、素晴らしいと思いますよ。だって、ほとんど龍馬伝の俳優つかってんだもん。みんな、主役級の人たちでしょ。
今回は蒼紫に伊勢谷なんちゃら(なんだっけ…あとで調べよう)、翁に田中泯。龍馬伝のシーンが浮かびますね。個人的には、江口洋介あんちゃんが、超かっこよかった。やっぱりすごいねぇ、あのひとは。斉藤そのまんま。刀狩の張も、原作によく似せていて、良かったですよ。
殺陣は全編にわたって言うことなし。特に新月村でのシーンは、瞬きするのも惜しいほどでした。(栄治役の男の子、上手かったなぁ)
由美姐さんは…う~ん、もうちょっと演技頑張って欲しかったかな。綺麗だけどね。藤原CCOの相手役なら、余計頑張らないと。CCOはさすが。圧巻。

気になったのは、蒼紫の関わり方。本編では、一時CCOと手を組み(あくまでも抜刀斎を倒すため)剣心を迎え打つ流れなのですが、今回はCCOとの絡みが無く、ただ一人で「抜刀斎はどこだ~抜刀斎はどこだ~」とそればっか。本当なら観柳の時の話が、抜刀斎を倒すという根拠になっているのに、映画ではまるでその絡みもないものだから、いきなり顔も知らない相手に「敵だ、倒して最強の称号を得る」など言われても…ねぇ?って感じでした。

翁のキャラは、本編と違って真面目なキャラ。田中泯さんに、本編の翁のようなスチャラカなじいさんを演じてもらいたかったなぁ。

あ、そうだ。「拙者はるろうに、また流れるでござる」のシーンは、昼間にやっちゃいかんよ。あれは蛍舞う夜にやらんと。あそこのシーンは、FANにとっては、一番感情移入するシーンですよ?アニメだってあそこはきちんと描いてくれたんだから。(BGMも素晴らしかったね)

そんなわけで、「伝説の最期」が恐ろしい…どうなっちゃうんだろう。

ただ、実写化は賛否両論ありますが、どれだけ楽しめる心があるか、どれだけ受け止める心があるか、でしょうね。「え?そんな~」と思っても、「ま、仕方ないか~」って切り替えることが大事かなと。といいつつ、これでハッピーエンドにならなけりゃ、卓袱台ひっくり返すだけじゃすまんからね!(笑)


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